[PSoC1] LPF2
LPF2
LPF2とは
Low Pass Filter。ローパスフィルター。"2" は?。
フィルタ設計ツール
[Help]メニュー - [Documentation] で、
Filter Design\LPF2 Design.xls を開く。
Excel はインストールしていなかったので、試しに LibreOffice の Calc で開いたら、使えた。
以下を、黄色いセルに入力する。
設定項目 | 意味 | 値 |
---|---|---|
Corner Frequency(Hz) | 遮断周波数 | 2000 (2kHz) |
Gain | 増幅率 | 0 (増幅しない) |
sample freq | サンプルクロック | 50000 (50kHz) |
Type | フィルタ種類 | Butterworth を 1 |
これにより、次の設定値が決定される(緑のセル)。
設定項目 | 値 | 備考 |
---|---|---|
C1 | 4 | |
C2 | 4 | |
C3 | 11 | |
C4 | 25 | |
CA | 32 | |
CB | 32 | |
Adjusted Divide by n | 120 | LPF2に入力するクロックの、24MHzから作る分周比。このLPF2には、200kHz(24MHz/120)のクロックが必要、ということ。 |
配置
[UserModules]-[Filters]-[LPF2] の後、配置選択。
配置は、4種類。このうち今回は縦に配置する LPF2VA を選択(?)。
設定
上記設定ツールより、LPF2への入力クロックは 200kHz (分周比 120)なので、[Global Resources]ウィンドウ にて 分周比 120 を作る。今回は VC2。
入力クロックの設定は、デザイン画面上の LPF2 につながる AnalogColumn_Clock_?。今回は VC2 を選択。
続いて [Parameters]ウィンドウ。設定値は、設定ツールのとおり。
また、今回、入力データは PGA_1 の出力(ACB02)、出力は、AnalogOutBus_2。
設定項目 | 値 |
---|---|
C1 | 4 |
C2 | 4 |
C3 | 11 |
C4 | 25 |
CA | 32 |
CB | 32 |
Input | ACB02 |
AnalogBus | AnalogOutBus_2 |
コード
void main(void) { ... LPF2_1_Start( LPF2_1_HIGHPOWER ); }
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