Fedora 10でSELinuxを無効化
試しにFedora 10を使ってみたが、
SELinuxが邪魔。
以前のFedoraは、
インストール後の初期設定時にSELinuxを無効に設定できたり、
GUIのツールから無効に設定できたのだが、
Fedora 10では、これがない。
で、無効化する方法を調べてみた。
まず、現在の状態を変更する方法。
# getenforce
Enforcing
# setenforce 0
# getenforce
Permissive
getenforce
コマンドは、現在の状態を表示する。Enforcing
なら「強制」(=SELinux有効)、Permissive
なら「許容」(=SELinux有効だが、警告を表示するのみ)。
setenforceコマンドは、現在の状態を切り替える。
引数が0
ならPermissive
に変更し、
引数が1
ならEnforcing
に変更する。disabled
はできないようだ。
続いて、起動時からSELinuxを無効にする方法。
/etc/sysconfig/selinux
ファイルに記述する。
(あるいは、/etc/selinux/config
ファイル。上はシンボリックリンク、こっちが実体。)
# vi /etc/sysconfig/selinux
...
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing - SELinux security policy is enforced.
# permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled - No SELinux policy is loaded.
#SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled
...
ファイル内のコメントにもあるとおり、
「SELINUX=
」に続けて、
「enforcing
」、「permissive
」、「disabled
」のどれかを指定する。
「disabled
」が純粋な、「無効」な状態となる。
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コメント
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とても助かりました(^O^)/
投稿: ふく | 2009年5月29日 (金) 16時59分