2009-05-11 追記
MinimizeToTrayの最新版が出ていた。Firefox 3にも対応するバージョンだ。
Firefoxのアドオンの1つに「MinimizeToTray」というものがある。
ウインドウを最小化した際に、タスクトレイにアイコン化するための拡張機能だ。
Firefoxを最小化した時には、ボタンがタスクバーに表示されないため、邪魔にならず、
また、元のサイズに戻したい場合、タスクトレイのアイコンをダブルクリックするだけなので、操作も簡単だ。
ただし、MinimizeToTrayは、公式にはFirefox 3には対応せず、
Firefox 2までの対応となっている。
ただ、どうにかインストールできれば、Firefox 3でも、問題なく動くそうだ。
そこで、バージョンチェックを回避するアドオンをインストールしてから
MinimizeToTrayをインストールしてみたところ、うまく動いた。
バージョンチェックを回避するアドオンとして、
「MR Tech Toolkit」を利用した手順は、以下のとおり。
なお、この方法で、すべての未対応アドオンが動くわけではなく、
逆に、Firefox自体や最悪システムが壊れるかもしれない。
MinimizeToTrayにしても、自分の環境で、
うまく動いているように見えるだけかもしれない。
(つまり、すべて自己責任で。)
- https://addons.mozilla.jp/firefox/details/421から「MR Tech Toolkit」をインストール。
- Firefoxを再起動。
- https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addons/versions/2110(MinimizeToTrayの全バージョンのページ)にアクセスする。
- 「MinimizeToTray」の最新版をインストール。
このとき、「'マックスバージョン'互換性の照合を無効にする」をチェックする。ここがミソ。
- Firefoxを再起動後、MinimizeToTrayが利用可能となる。
ちなみに、MinimizeToTrayの設定項目は、和訳がおかしいので、意味がよく分からないが、
実際にチェックのOn/Offをしてみれば分かる。次のような意味。
常にトレイに最小化します … ウインドウを最小化した際に、タスクトレイに入れる。
トレイに最小化します … Firefoxを閉じたとき、実際には閉じずに、最小化してタスクトレイに入れる。
トレイからダブルクリックで戻します … そのままの意味。トレイアイコンをダブルクリックして元のサイズに戻す。
自分の設定は、次の通り。
そうそう、MR Tech Toolkitは、アドオン管理ツールで、
バージョンチェックの回避は、そのうちの1つの機能。
このため、MR Tech Toolkitをインストールすると、
ツールメニューなどにメニュー項目がたくさん追加される。
邪魔なときには、設定の「メニューオプション」で非表示にできる。
参考:
MR Tech Toolkit - Firefoxアドオン内
MinimizeToTray - Firefoxアドオン内