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2008年11月24日 (月)

VMware Playerの使い方

今回は大作。VMware Playerの使い方のメモ。

VMwareとは

VMwareは、WindowsやLinux上で、仮想マシンをエミュレートして、別のOSを動作させられるツール。WindowsやLinux上で、別のマシンが動いて、そこには、別のOSがインストールできて、どちらも独立したOSとして動かせるってこと。

VMwareを動かしている元のOSの方を「ホストOS」、VMwareを利用して仮想マシン上にインストールしたOSの方を「ゲストOS」と呼ぶ。

VMwareには、様々な製品があるが、デスクトップ向けとして「VMware Workstation」がある。昔から仮想マシン製品としてあって、以前仕事でWindows上でLinuxをインストールして使っていた。バージョン3~4の頃。今は、バージョン6.5が出ている。

VMware Workstationは、有料の商品だが、数年前、無料の「VMware Player」が公開された。VMware Workstationで作成した仮想マシンを、実行できるだけのツール(だから、Player)。

VMware Playerが利用する仮想マシンは、仮想マシンの設定ファイル「VMXファイル」と仮想マシンのディスクイメージ「VMDKファイル」から構成される。VMXファイルには、どの仮想ディスク(VMDKファイル)を使うかとか、CDドライブはホストマシンのを使うとか、ネットワーク機能はどうするかとか、が記述されたファイル。

したがって、VMXファイルの記述ができて、VMDKファイルが作成できれば、VMware Playerを利用して、すべて無料で、好きなように仮想マシンを作って、使うことができる。

VMware Playerを利用するのに必要なもの

インストール(Windowsへインストールしたときのメモ)

  1. VMware Playerのインストール
    普通にインストールすればよい。Windowsなら、ダウンロードしたEXEファイルをダブルクリックすればウィザードが起動して、簡単にインストールできる。
  2. 設定ファイル(VMXファイル)作成ツールのインストール
    VMX Builderの場合、CoreFilesを先にインストールする。CoreFilesはVB6ランタイムらしいので、自分はVectorからダウンロードしたものを利用した。
  3. 仮想ディスク(VMDKファイル)作成ツールのインストール
    VMX Builderを利用した。

使い方

大まかな流れは次のとおり。

  1. VMX Builderで、VMXファイル記述
    ・VMXファイル作成
    ・VMXファイルで、どの仮想ディスクを使うかを指定するが、この際、仮想ディスクを作成
    ・VMXファイルに、仮想デバイス(ネットワークアダプタとか、CD/DVDドライブとか)を追加
  2. VMX Builderで、VMXファイルを保存
  3. VMware Playerを起動し、VMXファイルを読み込む
    (VMX Builderにて、編集中のVMXファイルを指定して、VMware Playerを起動することもできる)

以下、具体的な手順。

  1. VMX Builderを起動
  2. VMXファイルを新規作成
    1. 「Create New Virtual Machine」をクリック。
      01
    2. 仮想マシンを保存するフォルダを指定して、「OK」クリック。
      02
    3. 作成する仮想マシンの名前を適当に入力し、「OK」をクリック。
      03
      → VMXファイルが作成される。
  3. 基本的な設定を行う。
    仮想マシン名(Virtual Machine Name)、VMXファイル名(Virtual Machine Configuration File)、仮想マシンのOSタイプ(Guest OS)などを適切に入力する。
    05
  4. 仮想マシンの仮想的なハードウエアの設定を行う。
    まずは、仮想マシンに割り当てるメモリを設定する。
    1. 「Hardware」タブを開く。
    2. 「Memory」項目をクリックし、適切な値を入力する。
      06
  5. 続いて、仮想マシンが利用するハードディスクを、仮想ディスクとして追加し、作成する。
    1. 「Add」をクリック。
      07
    2. 「Hard Disk」を選択し、「OK」をクリック。
      08
      → ハードディスクが追加される。
    3. 上で追加したハードディスクに、仮想ディスクファイル(VMDKファイル)を関連づける。
      既存VMDKファイルも指定できるし、新規にVMDKファイルを作成し、それを関連づけることもできる。
      今回はVMDKファイルを新規に作成する。このため、「Disk File」内の「Create New」をクリックする。
      10
    4. 「Disk Size」に適切なディスク容量を入力し、「OK」をクリックする。
      (これは仮想ディスクの最大容量であり、最初からこのサイズのファイルが作成されるわけではない。このため、大きめのサイズで作成しておくとよい。)
      11
    5. 作成した仮想ディスクの概要が表示されるので、「OK」をクリックする。
      12
  6. 次は、仮想CD/DVDドライブを追加する。
    「Add」をクリックし、「DVD/CD-ROM Drive」を選択して、「OK」をクリックする。
    14
  7. さらに、仮想ネットワークアダプタを追加する。
    「Add」をクリックし、「Network Adapter」を選択して、「OK」をクリックする。
    16
  8. VMXファイルを保存する。
    ツールバーのフロッピーアイコンをクリックする。
    18
  9. 保存したVMXファイルの内容が表示される。「OK」をクリックする。
    19
  10. 以上で、VMXファイルとVMDKファイルの作成が完了。
    あとは、VMware Playerを起動し、作成したVMXファイルを読み込ませる。
    VMX Builderから起動するには、ツールバーの再生アイコンをクリックする。
    20

以上。
ただし、単純にVMware Playerで、作成したVMXファイル(およびVMDKファイル)を読み込ませても、まっさらなHDDが接続されたPCと同じなので、WindowsやLinuxが起動するわけではない。

ということで、次に行うのは、仮想マシンへのOSのインストールとなる。
たとえば、インストール用CDやDVDがあれば、それを実際のCD/DVDドライブへ挿入してから、仮想マシンを起動すれば、仮想マシンへのOSインストールが開始される。

以下は、CentOS 5.2のインストールDVDを挿入して、仮想マシンを立ち上げたときの画面。
スキンが独特だが、1つのウインドウの中に、CentOSのインストーラが起動しているのがわかる。

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関連ページ:
VMware Playerで自宅サーバ? (2008-11-23)

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